2011年12月30日金曜日

お稲荷様、八幡様、天神様、神社の種類あれこれ

神社には、いろいろな神様が祀ってある。
天照大御神を祀る伊勢神宮、素盞嗚尊を祀る八坂神社などは有名だが、身近な神社で最も数が多いのは、稲荷神社、八幡宮、天満宮だといわれている。
たまにしか訪れない神社でも、どのような神様が祀ってるのか知ってみるのも面白い。

書写山圓教寺境内の鳥居
まれにお寺の境内で鳥居を見ることが出来る。









稲荷神社
稲荷神を祀る神社。お稲荷様とも呼ばれる。一般的には穀物・農業の神様だが、中世からは産業の神様としても祀られている。
伏見稲荷大社が総本宮。
元は京都一帯の豪族・秦氏の氏神。神仏習合で仏教とともに全国に広がった。
江戸時代に入って商売の神様として祀られるようになってから、急速に神社の数が増えたといわれている。






八幡宮
八幡神を祀る神社。八幡神は武運の神様。八幡大菩薩とも呼ばれていた。
宇佐神宮が総本宮。宇佐神宮、石清水八幡宮、筥崎宮または鶴岡八幡宮を三大八幡宮という。
清和源氏が氏神としていたことや、お寺の鎮守神となっていたこともあり全国に広がった。







天満宮
菅原道真公を祀る神社。天神様とも呼ばれる。学問の神様。天神とは元来、日本神話の神々をさすものだった。道真公を祀ったものが雷神信仰と結びついて天神様になったといわれている。
太宰府天満宮と北野天満宮が天神信仰発祥の地とされている。








明神・権現
神様の名前のひとつ。日本の神々は仏教の仏様が、明らかな姿あるいは仮の姿で現れたものであるという思想に基づく。
明治の神仏分離令により、現在でも寺院内に祀られている権現は少ないらしい。















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