長崎電鉄大浦天主堂下駅から徒歩約5分
居留地のあった南山手の丘を整備して開園した。すぐ横に大浦天主堂がある。
グラバー園入口
大浦天主堂横にある入口。第1ゲートにつながる。
動く歩道
グラバー園は丘の斜面にあり、この歩道を使って上に登ることができる。
旧グラバー邸
1863年に建てられた現存する日本最古の木造洋風建築。一時期三菱重工が所有していた。
トーマス・ブレーク・グラバーは幕末から明治にかけて活躍し、倒幕派の志士や三菱財閥とも縁のあった人物。邸内にはグラバーにまつわる品々が展示してある。
日本最初のアスファルト道路
グラバーの息子、倉場富三郎がつくらせた日本最古といわれるアスファルト道路。
旧スチイル記念学校
明治20年に東山手に建てられた学校校舎。昭和48年に現在地に移築し復元した。
倉場富三郎により編纂された日本西部及び南部魚類図譜「グラバー図譜(webサイト)」などが展示してある。
旧オルト邸
イギリス人ウィリアム・ジョン・オルトが1865年から3年間住んでいた建物。大浦天主堂、旧グラバー邸を手掛けた日本人小山秀之進によって施工されたといわれている。
天然の貯蔵庫
オルト邸の裏手にある岩盤をくりぬいて作られた貯蔵庫。四季を問わず常に20℃前後の温度を保っている。
旧リンガー邸
イギリス人フレデリック・リンガー一家が明治から昭和にかけて住んでいた石造りの洋風住宅。
訪れた2012年2月には、戦前のオペラ歌手「喜波貞子」の企画展示をしていた。
和傘
オペラ歌手・喜波貞子の遺品のひとつ。喜波貞子は17歳で単身ミラノに渡り、2年後オペラ「蝶々夫人」でデビュー。プリマドンナとして一世を風靡した。
写真の傘は、ブロマイドにもよく使われていた。「私が残していくものの中で一番大切なもの。私の魂。」と言い残し弟子に託した。
他にも舞台衣装などが展示されている。
水道創設当時の共用栓
旧長崎地方裁判所長官舎
明治16年、居留地外の上町に建てられた洋風建築物。昭和54年に移築し復元した。
館内ではレトロ写真館が営業している。
旧ウォーカー邸
元は大浦天主堂の横にあり、明治中期に建てられた。昭和49年に現在地に移築された。
旧三菱第二ドックハウス
修理のために船が造船所に入っている間、乗組員たちが宿泊した施設。園内の一番高いところにある。
ドックハウスの二階から
長崎伝統芸能館
グラバー園の出口にあり、「長崎くんち」に奉納する龍踊りの白龍、青龍や傘鉾などが展示してある。
グラバースカイロード
長崎電鉄石橋駅から徒歩約5分。
長いエレベーターである。これを使うとドックハウス脇の第2ゲートまで行く事が出来る。
Google Map グラバー園
English site is here.
Feb 20, 2012 Typo corrected.
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